【FarmNozomi】ChatGPTと一緒にブルーベリー園を作ってみた。植え付けから現在までの記録

FarmNozomi代表 齊藤です。

「AIと一緒に果樹園を作る。」

数年前なら、そんな話をすると笑われていたかもしれません。

しかし私は、ChatGPTを相談相手にしながら実際に山林を開拓し、ブルーベリー農園づくりを始めました。

もちろん、AIが畑を耕してくれるわけではありません。苗を植えるのも、水を管理するのも、失敗しながら改善していくのも、すべて自分自身です。

それでも、品種選びや土づくり、pH管理、灌水方法など、分からないことをすぐ相談できる存在がいることで、新しい挑戦へのハードルは大きく下がりました。

私は祖父や父とともに果樹栽培に携わり、和梨やキウイ、養蜂などさまざまな経験を積んできました。その中で新たな挑戦として選んだのがブルーベリー栽培です。

この記事では、私がブルーベリー栽培を始めた理由、和梨との違い、実際にChatGPTをどのように活用したのか、そして現場で感じた成功や失敗まで、実体験をもとに紹介します。

これからブルーベリー栽培を始めたい方はもちろん、「AIを農業にどう活用できるのか」と考えている方の参考になれば幸いです。

目次

ブルーベリー園を作ろうと思った理由

・将来的な収益性
・作業負担の少なさ
・加工品との相性
・FarmNozomiの新しい挑戦

将来的な収益性

私の幼少の頃より祖父と父と共に果樹園に深く携わってきました。

私の祖父は昔から新しいことへ挑戦する人でした。

キウイがほとんど知られていない時代から栽培を始め、「そんな果物売れるのか」と言われながらも挑戦し続けました。

当時は手売りをすると「これは芋か?」と言われたという話を何度も聞きました。

宮崎県でリンゴ栽培にも挑戦するなど、とても研究熱心な人でした。

私もその姿を見て育ったことが、今の挑戦につながっています。

そんな私がブルーベリー農園を作りたいと思ったのは収益性です。

勿論、楽だから!儲かるからではありません。

ブルーベリーは

・生食販売
・ジャム
・ドライフルーツ
・冷凍販売
・観光農園

など販売方法が多く、規格外の実も加工へ回せるため無駄が少ないと考えました。

無駄なく育んでいける資産だと判断したからです。

祖父のように先進的な考えではありませんがブルーベリーには様々な可能性を見出しました。

作業負担時間

和梨ブルーベリー
摘果あり基本なし
袋掛けありなし
夏剪定多い少ない
棚必要不要
収穫集中品種で分散

和梨等は労働集約型の果実になります。

労働集約型は期間で相当数の時間を費やす事になります。

和梨栽培の場合は6月摘果、袋掛け、7月夏剪定など1人でやれば1本の木で3時間程度余裕でぶっ飛ぶほどの労働集約型です。

ブルーベリーは逆に水切れなどしないようにこまめな管理と収穫等に集約するような感じの作業時間になると思います。

私もこの計画を実行して1年経過して軽く収穫までしましたが、最も時間が掛かったのは土壌管理と水管理でした。

加工品との相性の良さ

FarmNozomiは現在、ドライフルーツやジャム等の加工品で果実を無駄なく使用したいという考えを持っています。

加工というのはただやれば良いというものではなく、安心、安全、美味しいなどかなりクリアしないといけない課題があります。

実際、和梨の場合は水分量の関係でジャムづくりはかなり難航しました。更に香りが強くないのでジャムに少し不向きです。FarmNozomiは工夫としてレモンの皮を入れて爽やかに仕上げる工夫をしました。

キウイはゼラチンなどを分解するのでゼリーなどには出来ずに冷凍保存はアクチニジンというひりひりする物質により加工も一工夫必要になります。

このような事を踏まえてブルーベリーはジャムなどの加工にも適して尚且つ健康にも良いという素晴らしい果物だと思いました。

FarmNozomiの新しい挑戦

山林を去年からコツコツ開拓したので養蜂とブルーベリーを掛け合わせて成長していきたいと思います。

令和8年現在はこちら↓

ブルーベリーも痛まずしっかりと実をつけてくれました。

ChatGPTに相談しながら計画したこと

・品種選び
・植え付け場所
・土壌改良
・pH管理
・防草対策
・灌水方法
・肥料設計

私はそもそもブルーベリーの知識は全く無い状態だったので全ての事をchatGPTに相談しながら今回の計画に臨みました。ただし、chatGPTはそもそも机上の空論が多いので私の現場の感覚と知識掛け合わせていきました。

実際にブルーベリー園を作ってみた

・植え付け作業
・使用した資材
・作業時間
・掛かった費用

植え付け作業

ブルーベリーの根は横に広がります。根浅の果樹になります。

という事は植え付けは広く浅くみたいな感じで大丈夫です。

私の場合は山林でブルーベリー園を作る為に畔板で囲いを作って専用土を入れて植え付けました。

この時の反省は根浅と分かってたのになぜか60cmの畔シートを買ってしまってしかも思ったより広く作らなかった事です。

根浅であるブルーベリーは広く作りましょう。

使用資材

  • 畔シート60cm(理想は40cm)
  • バラス
  • 軽石
  • ピートモス
  • 鹿沼土
  • バーク堆肥

作業時間

1つの植え付けに掛かった作業時間は30分程度です。畔シートをカットしてタッカーで留めて丸めて、地面を軽く掘ってバラスで固定、軽石で排水、バーク堆肥とピート、鹿沼土を混ぜて植えて棒と結束バンドで固定。

掛かった費用

ざっと10万円位です。

  • 畔シート5000円
  • 軽石20kg×5袋=6000円
  • ピートモス10袋 =20000円
  • バーク堆肥10袋 =5000円
  • 鹿沼土     =5000円
  • 苗代25本    =50000円

結構、土づくりにお金が掛かりました。

ブルーベリーの土壌は酸性土壌になります。ここから防鳥ネットなどの導入で更にお金は掛かります。

やって良かったこと・失敗したこと

・成功したポイント
・思った以上に大変だったこと
・失敗から学んだこと
・現在の生育状況

成功ポイント

  • 品種選定
  • 酸性土壌+畔シート

品種はとにかく大きめというchatGPTのアドバイスは正解だと思いました。理由としては大き目の方が収穫時に潰したり、収穫しても販売に不向きだったりするので品種選定を知識が無い状態でアドバイスを貰えてよかったと思います。それと畔シートで囲むのは私のアイデアでしたがその発想に思い至ったのはchatGPTがブルーベリーを育てるならという条件の提示をしたからです。私の癖なんですが何をしたら失敗するかで逆算して新しい事業を始めます。そこで酸性土壌に他の土が流入してPH濃度が低下したらダメになるという事で流入しないように畔シート囲いをしました。

意外にきつかったこと

畔シート囲いは地面が硬いと掘るのが非常に大変です。更に高さがあると土量が多く重いうえにお金もかなり掛かります。

失敗ポイント

  • 畔シートは高さ40cmで十分
  • もう少し大きめに作るべき(広く)

現在状況

葉っぱの状況も良く、来年に備えるために実も少ししか残しませんでしたが味も甘くてバッチリでした。

ChatGPTを使って感じたメリット・デメリット

メリット

  • 疑問をすぐ解決できる
  • 品種比較が簡単
  • 栽培方法を何度でも相談できる
  • 相談相手になる事で行動を促してくれる
  • ブログなどの記事構成などを手伝ってくれて忙しくても言語化できるようなった

デメリット

  • 地域や品種によって条件が大きく違うため、そのまま実践すると失敗することが多々ある。
  • 机上の空論が多い(使用方法により精度は異なる)
  • 間違った情報を自信満々に答えることがある
  • 言い回しがAIっぽいのでそのまま引用は不可

今後の目標とFarmNozomiのブルーベリー園

・栽培本数を増やす計画
・今後チャレンジしたいこと

栽培本数は100本以上にしたいと思います。理由としては観光農園として将来的にはブルーベリー狩り+養蜂体験をしたいからです。

まとめ

・ChatGPTは農業の先生ではなく相談相手
・実際に作業するのは自分自身
・AIと経験を組み合わせることで失敗を減らせる

ブルーベリー栽培は決して簡単ではありません。

しかし、AIを相談相手として活用し、自分で実際に試し、失敗しながら改善していくことで、大きな失敗を減らすことはできます。「最速で行動して致命傷を回避しながら失敗を繰り返し改善する」この言葉が非常に好きです。

私自身もまだ挑戦の途中です。

今後は100本以上への増植、ブルーベリー狩り、養蜂体験などを組み合わせ、FarmNozomiならではの農園づくりを目指していきます。

この記事も数年後に読み返した時、「ここから始まった」と思える記録になれば嬉しいです。

chatGPTはあくまでツールなので小さく初めて成功させて大きくすればいいと思います。

今回はブルーベリー+養蜂拡大が目的で山林栽培を始めましたが最終的には観光出来るレベルまで本数を増やしたいと思います。

注意点としては盲信しない事。あくまで相談相手かつきっかけづくりとして活用しましょう。

私はchatGPTの画像生成には非常に助けられています。普段は整骨院経営で休みの日や空いた時間は農家に全振りなので写真や動画は非常に苦手です。自分は作業しないといけないし、他の方に任せるのもってなった時に加工や画像生成、広告はchatGPTは本当に役立ちます。農家こそchatGPTを活用するのはオススメだなと思います。

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この記事を書いた人

syotaのアバター syota 代表

宮崎県高原町で整骨院を10年経営。
整骨院を経営しながら祖父と父から農地を引き継ぎ、養蜂と果樹に日々奮闘中!!現在は果物加工と農地拡大を目標に頑張っています。

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