こんにちは。FarmNozomi代表の齊藤です。
私は養蜂や果樹栽培を行う中で、大量に発生する剪定枝の処分に悩んでいました。
燃やすだけではもったいない。
「炭にできれば土壌改良や燃料として再利用できるのでは?」
そう考え、実際にMOKI製作所の炭化器を導入しました。
燃やして終わりではもったいない。
「土壌改良にも使えないか」
「将来バイオ炭として販売できないか」
そんなことを考えて導入しました。
この記事では、実際に使用して感じたメリット・デメリット、初心者が感じたことを正直に紹介します。
記事内容
- 結論(感想)
- 炭化器を選んだ理由
- メリット
- デメリット
- 活用方法
結論(感想)
結論から言うと、MOKI製作所の無煙炭火器は「小規模農家・家庭菜園をしている人には10万円払う価値がある」と感じました。
一方で、大規模農家や大量処理を目的とする方には向かないと思います。
- 資源循環出来て良かった
- 小規模農家にはオススメ
- コストに見合った価値はある
資源循環可能
何も役に立たない剪定後の枝を循環して活用できる事が非常に素晴らしいと感じた。
実際、私は防草シートを敷けない狭い隙間へ炭を敷いています。
日光を遮ることで雑草が生えにくくなり、見た目もきれいになります。バイオ炭を活用する事で空気の層が出来て果樹の生育の手伝いになったりと扱いやすい。無煙炭火器を使用して思ったのはライバルはウッドチッパーかなと思いました。ウッドチッパーはその場で粉砕可能でそのまま耕運して有機肥料に出来る点がかなり有能なんじゃないかなと思いました。私も導入したいと感じますが和梨の剪定枝を混ぜて病気拡大が恐いので控えました。

上記画像のように黒ずんだ葉っぱを混ぜるのは病気蔓延の元になりそうで怖いので私は辞めましたがウッドチッパーは便利そうなので欲しいとは思っています。
小規模農家にはオススメ
大規模農家の場合は全然追いつかないと思います。
私自身も庭や果樹園を片付けながらコツコツしながらしますが大規模で効率的に仕事を進める場合はこの無煙炭火器は必要無いと思います。小規模農家の場合は資源の再活用。果樹などの質向上などメリットが上回る事がある。
コストに見合った価値はある
私の買ったM100+蓋でセットで合計10万円程でした。
10万円って結構な値段ですが私が良いと思ったのはココ↓
- 頑丈!野ざらしでも腐食なし
- 重くてデカくて大変だけど1人で運べない事もない
- 蓋があるから消化が楽
私は普段は整骨院経営でお店に張り付いていて、作業は休みの日と平日の昼間のみ外作業をします。なので片づけを疎かにしてしまう事もあり、おきっぱなしで1年過ぎましたが全然腐食せず保っています。MOKI製作所さんは10年で交換と書いてあったので1年1万円を払うような感覚でしょうね。

重くてデカいけど何とか一人で運べる感じです。この記事を見て下さる方で共感してもらえる方もいると思いますがこういうのは一人で運んだり、場所を変更したりとしない場合があるので1人で運べるのは結構大事な要素だと思います。私30代男性ですが運べない事は無いのでM100なら運べることは知っておいて欲しいと思います。これから購入する方の参考になればと思います。
蓋もセットで買うか悩みました。なんせ3万位するから、、、、
でも買って良かったと思いました。蓋があれば安全に消化出来て品質向上につながりますし、安全性も高まります。
MOKI製作所の炭化器を選んだ理由
炭化器は安価な製品から大型設備までさまざまあります。
その中でもMOKI製作所を選んだ理由は次の3点です。
- シンプルな構造で故障しにくそうだった
- 燃焼効率が高いという評判があった
- 国産メーカーで長く使えそうだった
- レビューが高かった
実際に届いた製品を見た感想は丁寧な梱包で、作りは非常にしっかりしており、「長く使う道具」という印象を受けました。
実際に使って感じたメリット
- ガンガン燃える
- 剪定枝の再利用
- 作業は楽しい
1. ガンガン燃える
正直な話、枝を燃やすのは毎年の作業です。これはプラなどは勿論NGですが
農業廃棄物(剪定枝)等は燃やさないと病気を広げたりする可能性もある為、必ず必要になります。
MOKI製作所の無煙炭火器を使用して思ったことは乾燥しておけば枝はガンガン燃えます。
しかも綺麗に燃え広がらずに粛々と燃えます。
2. 剪定枝が資源になる
今まで廃棄していた枝が炭になります。
果樹農家にとっては処分費用や焼却の手間を減らせるだけでなく、土づくりにも活用できます。
炭の活用は様々、広葉樹と針葉樹で用途が違います。
3. 作業が楽しい
これは意外でした。
炎の状態を見ながら枝を投入していく作業は、単なる処分ではなく「資源を作る」感覚があります。
炭が完成した時の達成感は想像以上でした。
(生木)のまま行うと逆にかなりのストレスです。作業が遅れるので。
初心者が感じたデメリット
- 消火作業は必須
- 場所が狭いと厳しい
- 処理を大量に出来ない
- 販売は難しい
- 乾燥期間が必要
消火作業は重要
炭化が終わった後は、適切に消火しないと灰になってしまいます。
最後の仕上げが炭の品質を左右するため、慣れるまでは慎重に行う必要があります。
FarmNozomiでは(炭は土壌改良剤)(灰は柑橘の追肥肥料)にしてます。
蓋は別売りだけど安全性と利便性を考慮すると購入をオススメします。自作が出来る人もしくは木酢液が欲しい人は購入の必要はございません。
煙や火を扱う場所を選ぶ
住宅街では使いにくい場面があります。
十分なスペースと安全な環境を確保して作業することが大切です。
いくら燃え広がらないといっても自然が相手になる場合はしっかりと対策をして危険性を排除する事が重要になります。
一度に大量処理できるわけではない
大量の剪定枝を短時間で処理する設備ではありません。
しかし、小規模農家や家庭菜園なら十分実用的だと感じました。
MOKI製作所さんのHPを見ると小さい物から大きいものまでラインナップが豊富にあります。
FarmNozomiは(M100)(専用蓋)を購入させて頂きました。
販売は難しい
確かに炭を簡単に作る事は可能です。ですが販売は難しいのが現実です。実際にメルカリなどネット販売でバイオ炭販売をされる方は何人も確認しましたがかなり低単価です。理由は綺麗な炭形状じゃないなど成分検査、多孔質性などを証明する事が個人では難しく、販売のハードルは低いけどビジネス昇華は難しい理由だと思います。
販売のための方にはオススメは出来ないです。
乾燥期間が必要
果樹に限らず、木は乾燥してから燃やさねばなりません。生のまま燃やせば白い煙が出て上手に炭が出来ません。しかもかなりの時間を消費するので全くオススメ出来ません。ストレス+効率の悪さが出るので手順をしっかり守りましょう
- 木の切り出し
- 木の乾燥
- 無煙炭火器セット(下穴をふさぎ)
- 大きな木を下に敷き詰める
- 小さな木を上におく
大きな木が下なのは通常火起こしと全く逆なので注意してください。
炭は何に使える?
私が今後活用したい用途は次のとおりです。
- ブルーベリー栽培の土壌改良(PH注意)
- 果樹園への施用
- BBQ用燃料
- 消臭材
- 将来的な炭商品の開発
- 柑橘類への草木灰
- ホンモロコのろ過材(竹炭推奨)
農業では「捨てるものを資源に変える」ことが利益につながる場面が多くあります。
炭化器は、その考え方と非常に相性の良い道具だと感じています。
| 項目 | 広葉樹の炭 | 針葉樹の炭 | 竹炭 |
|---|---|---|---|
| 主な原料 | ナラ・クヌギ・カシ・サクラなど | スギ・ヒノキ・マツなど | モウソウチク・マダケなど |
| 火付き | やや遅い | 非常に良い | 良い |
| 火持ち | 非常に良い | やや短い | 普通 |
| 発熱量 | 高い | 中程度 | 中程度 |
| 炭の硬さ | 非常に硬い | やや柔らかい | 軽く割れやすい |
| 灰の量 | 少ない | やや多い | 少ない |
| 消臭効果 | 高い | 普通 | 非常に高い |
| 調湿効果 | 高い | 普通 | 非常に高い |
| 土壌改良 | 非常に向く | 向く | 非常に向く |
| BBQ・燃料 | ◎ | ○ | △ |
| 水質改善 | ○ | △ | ◎ |
| 価格 | 高め | 安価 | 中程度 |
| 初心者おすすめ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
こんな人におすすめ
MOKI製作所の炭化器は、次のような人に向いています。
- 果樹農家
- 山林を管理している人
- 家庭菜園をしている人
- 炭づくりに興味がある初心者
- 剪定枝を有効活用したい人
まとめ
実際に使って感じた結論は、「もっと早く導入しても良かった」ということです。
炭づくりは難しそうなイメージがありましたが、基本を守れば初心者でも十分挑戦できます。
剪定枝や竹などを処分するだけで終わらせず、価値ある資源へ変える。
私は今まで「剪定枝=ゴミ」だと思っていました。
しかし実際に使ってみると、
剪定枝は資源でした。
もちろん10万円という価格は安くありません。
それでも毎年使い続ける道具として考えれば十分元は取れると思います。
私は今後もこの炭化器を使いながら、果樹・ブルーベリー・養蜂・ホンモロコへ活用していきます。
これから炭づくりを始めたい方にとって、MOKI製作所の炭化器は十分検討する価値があると感じています。
この炭化器は、
- 1日で大量処理したい人
- 剪定枝を一気に処理したい人
- 短時間で終わらせたい人
には向いていません。
一方で、
- 家庭菜園
- 果樹農家
- 山林管理
- 資源循環をしたい方
には非常に満足度が高いと思います。
今後も実際に使用を続けながら、炭の品質や活用方法、失敗談も含めて発信していきます。

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